口を開けるたびに「カクッ」「パキッ」と顎が鳴る。
食事中、あくびの瞬間、ふとした時に気になる音。
「このまま放っておいて大丈夫かな…」と不安になりますよね。
大阪で顔の歪み・たるみ・顎関節症のセルフケアを専門にしている美容整体師の梨本光久です。
今回は「顎が鳴る」原因と、ご自宅でできるセルフケアについてお伝えします。
顎が鳴る=体からのサインです
「音が鳴るだけで、痛みはないから大丈夫」。
そう思っている方は多いです。
でも実は、顎の音は関節や筋肉からの小さなSOSです。
放置すると口が開けにくくなったり、顔の歪みにつながったりすることもあります。
笑うときの口の開け方、噛み癖、無意識に噛みしめているなど
癖で使い方が偏って限度を超えたときから音が鳴ることがおおいです。
「前は気にならなかったのに、最近よく鳴る」という方が増えるのはそのためです。
顎が鳴る主な原因
顎が鳴る原因はひとつではありません。
代表的なものを3つご紹介します。
①顎関節の関節円板のズレ
顎の関節には「関節円板」というクッションのような組織があります。
これが本来の位置からズレると、口の開閉時に「カクッ」と音がします。
片側だけで噛む癖や、歯ぎしり・食いしばりが原因になることが多いです。
②咀嚼筋の緊張・こわばり
顎を動かす筋肉(咬筋・側頭筋など)が硬くなると、関節の動きがスムーズにいかなくなります。
ストレスや無意識の食いしばりが大きな原因です。
特にデスクワークやスマホ操作中、気づかないうちに歯を噛みしめている方は非常に多いです。
③姿勢の崩れ・首肩の緊張
顎の動きは首や肩とも深くつながっています。
猫背やストレートネックで頭が前に出ると、顎関節に余計な負担がかかります。
つまり、顎だけの問題ではなく「全身のバランス」が関わっているのです。
今日からできるセルフケア3選
無理のない範囲で、毎日少しずつ続けてみてください。
大切なのは「痛みを感じない程度にやさしく」行うことです。
セルフケア①:咬筋ほぐし
頬骨の下あたり、奥歯を噛んだときにポコッと膨らむ場所が咬筋です。
指の腹で円を描くようにやさしくほぐしましょう。
左右各30秒ずつ、朝晩2回が目安です。
セルフケア②:側頭筋リリース
こめかみの上あたりに手のひらを当てます。
ゆっくり円を描くように、頭皮ごと動かすイメージで回してください。
左右各30秒。頭のこりが和らぎ、顎まわりの緊張もゆるみやすくなります。
セルフケア③:顎の脱力トレーニング
唇を軽く閉じた状態で「上の歯と下の歯を離す」ことを意識してみてください。
舌先を上あごの前歯の裏あたりに軽く置くと、自然に歯が離れます。
これだけで食いしばりがゆるみます。
デスクやキッチンなど目につく場所に「歯を離す」と書いたメモを貼るのもおすすめです。
セルフケアで変化を感じにくいときは
セルフケアを2〜3週間続けても変化が感じられない。
あるいは痛みが出てきた、口が開けづらくなった。
そんなときは、一度専門家に相談することをおすすめします。
顎の音の原因はお一人おひとり違います。
関節円板のズレが大きいのか、筋肉のこわばりが主因なのか、姿勢の問題なのか。
原因を見極めたうえでケアの方向性を一緒に考えることが大切です。
当院では、顎関節まわりの状態を丁寧にチェックし、お一人おひとりに合ったセルフケアの方法までお伝えしています。
まずお話を聞かせてください
「こんな程度で相談してもいいのかな」と迷われる方も多いです。
でも、小さな違和感のうちにケアを始めるほど、変化も早い傾向があります。
顎が鳴ることが気になっている方、まずお話を聞かせてください。
あなたの顎の状態に合わせて、一緒に最適なケアを考えていきましょう。


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