口が開きにくい、気づいていますか
最近、こんなことを感じていませんか。
- あくびをすると、途中で口が止まる
- 大きく開けようとすると、こわい感じがする
- 食事のとき、硬いものを避けるようになった
- 歯医者さんで「もう少し開けて」と言われてつらい
- 朝起きたとき、あごがなんとなく重い
ひとつでも当てはまる方、多いと思います。 口が開かないのは、地味だけどとてもストレスです。
食べること、話すこと、笑うこと。 毎日の動作に関わるから、気になりだしたら止まらないですよね。
なぜ口が開かなくなるのか
「あごの骨がおかしいのかな」と思っていませんか。 僕は、骨だけの問題ではないと考えています。
口を開けるとき、あごの関節だけでなく、 まわりの筋肉がしっかり動く必要があります。 この筋肉が硬くなると、開きが悪くなるんです。
特に関わりが深いのが「咬筋(こうきん)」です。 これは、ものを噛むときに使うエラの筋肉です。 食いしばりや歯ぎしりで、ガチガチに固まりやすい場所です。
もうひとつ、「側頭筋(そくとうきん)」も関係します。 こめかみの横にある、薄くて広い筋肉です。 ここが硬くなると、あごの動きにブレーキがかかります。
さらに僕は、首や肩のこわばりも影響していると考えています。 あごは首の上に乗っていますから、土台が歪めば上も歪みます。 全体のバランスが崩れると、口の開きにくさとして現れるんです。
40代以降になると、筋肉の柔軟性が落ちてきます。 若いころは平気だったことが、少しずつ負担になってきます。 「急に」ではなく「じわじわと」開かなくなるパターンが多いと確認しています。
自分でできるセルフケア3つ
「何かできることはないですか」と聞かれることが多いです。 まずは、おうちでできる方法を3つお伝えします。
①咬筋ほぐし
エラの少し上あたり、噛みしめるとポコッとふくらむ場所。 そこに指を3本あてて、小さな円を描くようにほぐします。 力は入れすぎず、「気持ちいい」くらいで30秒ほど。
左右どちらかが硬いことが多いです。 硬いほうを少し長めにやるといいですよ。
②側頭筋のマッサージ
こめかみに手のひらの付け根をあてます。 そのまま、ゆっくり円を描くようにまわしてください。 頭を洗うときのような感じで、やさしく30秒。
ここがほぐれると、頭全体がふわっと軽くなる方もいます。
③首の横ストレッチ
右手を頭の左側にそっと添えます。 ゆっくり右に倒して、首の横を15秒伸ばします。 反対側も同じようにやってください。
首がゆるむと、あごの動きが変わることがあります。 朝と夜、1日2回くらいが目安です。
どれも痛みが出たら、すぐにやめてください。 合わなければ、やめていただいて構いません。 まず一度、自分のあごの硬さを確認してみてください。
セルフケアで変化を感じたら
「続けていたら、少しずつ開くようになった気がする」。 そう話してくださる方は少なくありません。
ある方は、ご主人から「最近ごはん美味しそうに食べるね」と 言われたそうです。 本人よりも、周りが先に気づくことがあるんですよね。
ただ、セルフケアだけでは届きにくい部分もあります。 僕は施術で、指では届かない深い筋肉に鍼でアプローチしています。 外からほぐすのと、中から緩めるのと、両方あると心強いです。
「口が開かない」は、ほったらかしにしがちな症状です。 でも早めにケアするほど、変化を感じやすいと考えています。
気になることがあれば、お気軽にご相談ください。 お話を聞くだけでも、何かヒントが見つかるかもしれません。


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